環境問題とレシピ
こんばんは。
さて今日はちょっとまじめなお話です。

石けんを作って、販売してて思うこと。
「石けんは本当に環境にいいの?」ということです。


そもそもなぜ石けんが環境にいいと言われているのか?

石けんは有機物で出来ているから水に分解されやすい。
従って水質を汚染することもない。
というものですね。(大雑把ですみません)

ただ石けんの唯一?の欠点。
使う量が合成洗剤に比べて多いということ。(特に洗濯ですかねー)
いくら分解されやすいといっても使う量自体が多かったら同じですよね。

そんなことを考えている時お知り合いの方からこんなお話を聞きました。

「全ての人が石けんを使ったら環境は破壊される」(だったかな、そんなようなこと)

(石けんを作っている方の自宅で)配水管が詰まって油だらけだったということ。

うーん。
確かに石けんは合成洗剤よりは環境にやさしいかもしれないけれど、
合成洗剤を使う人がゼロになってしまったら環境にやさしい。
なんていってられなくなってしまいますよね。
分解しきれない有機物だらけ。
要はバランスの問題なのでしょう。
何でも自分ひとりだけで成り立っていると思ったら大間違いなのですね。


じゃあ石けんを作っている私にできること。
スーパーファットはもうやめようと思いました。

(スーパーファットとは最初からオイルを混ぜるのではなく、型入れの直前にオイルのみを石けん生地の中に混ぜること。
それによってオイルの成分を石けんにせずにそのまま残す・・ということ)



私はまだ配水管の掃除をしたことがないので、
自宅のそれがどうなっているかわからないけれど、きっと多そうだなあ・・・・

もともと過剰油脂で作っている石けん。
過剰油脂でつくっているということは、石けんになっていないもの(油脂など)が何%か残っていて
それがそのまま流されます。

ただでさえ、油脂が残っているのにそれにさらにスーパーファットで油脂を加えると
どのぐらい油脂が流れているのか。(わかりません)

幸い私はスーパーファットの存在がそんなにわからない体質・・・笑
いつも入れる時は、
このレシピだとちょっとさっぱりするかな。
じゃあスーパーファットでちょっと足そう。ぐらい。

ちょっとさっぱりするかなーと思うのなら
初めからレシピを工夫していけばいいと思いました。
(これがどうしてもスーパーファットじゃなきゃ嫌だと思ってたらどうしたかな。わからないです)

今まで販売していたキッチンソープもディスカウントは0%だった。

私は石けんを作っている量や、使っている量は
たぶん一般の人と比べたら多いほうだと思います。(多いよね?かなり)



さらにその石けんは私の手から離れた後、様々な場所に渡っています。

そんなことを踏まえると、私個人の問題ではなく
手にとっていただいた方、全てに関わってくるような気がしています。

石けんは小さいものだけれど(私のはね)
この小さい石けんの中にいいことや悪いこと、役に立つことや立たないこと、
危険なことや安全なこと。
いろんなことをたくさん秘めていますね。

石けんを作成、販売していくということに、
もっときちんと責任を持って取り組んでいかないといけないと思うのです。








なんてえらそうなことを書きましたが、
実はスーパーファットのお話はしゃぼんmamaさんから聞いたのでした。(コラ!)
でも不思議なことに1ヶ月ぐらいの間に似たような話を何回か聞く機会があって
きっと今がやめる時なのねと感じました。
(mamaさん、その節はありがとうございました)




たおさんいわく「石けん宗教」(笑 知ってます?)の時期はもう卒業したと思っていたけれど
こんなところに落とし穴が!って感じです。


私にとっては no soap no life ですが、
全ての人がそうではないし、そうなってもまたいけない。
それを忘れないでこれからも石けんを作り続けて行こうと思います。


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by rucysoap | 2010-05-07 02:56 | せっけん雑記
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