ちょうど1年前二人展を行いました。 個展の名前は「Chemical Laboratory phyto animal」 あの頃は植物化学やハーブに対して興味はいっぱいあったけど、 ものすごく無知でした。。 ちょうどその頃買った『メディカルハーブの辞典』。買ったばかりの頃はなんだかさっぱりわからなくて、 とりあえず読んで、ネットで調べて・・という感じでした。 1年たった今読んでみると内容がよくわかるようになっていました。 ハーブの成分、ポリフェノールの種類、精油の成分。 今ハーバルセラピストという資格を取るために勉強しています。 合わせて最近行っている石けんWEBさんのフィトケミカル講座では 水溶性、脂溶性の成分や植物化学について詳しく教えてもらっています。 やっといろんなことがつながってきました。 どうしてエキナセアが免疫を高めると言われているのかとか、 (エキナセアに含まれる多糖類が免疫細胞マクロファージを活性化させるから) どうしてラベンダーは温浸法が向いているのに、セントジョーンズワートは冷浸法がいいのかとか (脂溶性分、精油成分などが多く含まれているものは温の方がよい) どうしてリノレン酸が多いと酸化しやすいのか (2重結合が多いと、安定性が悪く「手」が切れやすい。 切れてしまった「手」は酸素と結びつきやすい。リノール酸は2重結合が3つで多い) なんてことが少しずつわかってきました。 そういえば、勉強を始める前に思っていたこと。 インフューズドオイルで作った石けんの方が酸化しにくい。 それは当然なんですね。 植物の一番の成分といったら抗酸化力。(ローズマリーが一番だそうです) そのおかげだったんですね(今更・・) そうそう、先日のフィトケミカル講座でのおみやげ。 温浸法でのカレンデュラインフューズドオイルです。すごい色ですよね。 カレンデュラというと冷浸法というイメージがありますが。 先生の話によると、温浸法でも問題がないのでは?という話です。 そもそもなんでカレンデュラは冷浸法がいいと言われているんでしたっけ? 精油成分が少ないから?うーん・・ カレンデュラの効能と言えば創傷治癒ですが、 創傷治癒と言えばカレンデュラに含まれるカロチノイド! カロチノイドは脂溶性ですから、このオレンジ色を出したいと思えば 温浸法のほうが効率がいいわけですよね。 単に精油成分が少ないから冷浸法がいいとも言い切れないところが めんどくさいけど、面白いです。 要は何を抽出したいかってこと。 (まあ創傷治癒は性格にはカロチノイドの成分だけではないのだけれど 一番多い成分と言うことで) 最近ちょっとマニアックな話が多くてすみません。 でもこうやって自分の頭の中を化学でいっぱいにして 試験に臨む体制を作ってます。(もうすぐ試験)
by rucysoap
| 2009-10-29 23:11
| せっけん雑記
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