フィトケミカル講座と紅花
第2回目も行ってきました。フィトケミカル講座。
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今回はフィトケミカル(植物化学成分)の抽出方法についてです。

皆様ご存知のように植物には色々な成分が含まれていて、
私たちはそれをどうにかして、抽出しようとしてインフューズドオイルを作ったり、
チンキを作ったり、ティーを作ったりするわけです。

でもその有効成分は脂溶性、水溶性に分かれていて、
本当にこの抽出方法で抽出できているのだろうか・・・と不安になったりしていました(私)

あ、今回長いので折りたたみます。








フィトケミカル成分のうち代表的なものだけ挙げると、
水溶性成分はタンニン、フラボノイド、ビタミンB・C、粘液質、配糖体など
脂溶性成分は油脂、精油成分、ビタミンA・E、クロロフィル
といったところでしょうか。

今回の実習で私が作ったのはジャスミンのチンキ。(写真がそうです)
ジャスミンに含まれる成分は水溶性でアルカロイド、脂溶性で精油、樹脂、サリチル酸だそうな。
アルカロイドなんて怖くて抽出したくないので、精油成分にしましょうか。
ということで、基材はアルコール。
ここで問題になるのはアルコール度数。
度数もいろいろあるわけですが、やっぱりそのハーブ、成分に適した度数があるそうです。
ジャスミンは90度ぐらい。

つい、アルコール度数が強いほうが成分も多く出ると考えがちですが、実はそうではなく
アルコール度数が高いほど脂溶性成分が多く抽出されるということです。ほー!

ということは、水溶性成分、たとえばヒースのアルブチン(配糖体)なんかを抽出したい時は
エタノールなんかを使うよりは
アルコール度数25%ぐらいを使うのがいいということです。
逆に精油成分なんかが多く含まれているラベンダーを使う時は
少し高めの40%ぐらいがいいということ。(たぶん)

そんなふうにそれぞれのハーブに適したアルコール度数があって
それを何を抽出したいかによって上手に使い分けましょうというようなお話でした。

そして私以前ウルトラ抽出法にはまっている・・とお話ししましたが、
紅花を使ってウルトラ抽出をしたところ、全然色が出なかったんです。
それを講座でちょうど!お話がありました。

紅花のあの色はカロチノイドなんですが、なんと珍しい水溶性色素のカロチノイドなんですってー。

水溶性カロチノイドはサフランで、紅花とは別だそうです。
間違えてました。ごめんなさいっ!紅花の色はフラボノイドで水溶性成分です。
だからどちらにしても、色が出にくい。と思います。


ひゃー。だから色が出ないんですね。
そういえば、染料では煮出して使いますよね。そうだ、そうだ。
そしてウルトラ抽出ってエタノール使いますよね?アルコール度数90以上。
だから色が出ないんだ、じゃあアルコール度数落としてウオッカでやってみました。

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でた~。真っ赤な色がでました。
じゃあせっかくだから紅花オイルをいれて・・・

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分離しますよね。。
だって無水じゃなくてアルコール分40%だから、水分60%入ってるんだった。
だからウル抽ってエタノールでやるんだよね。
上が油、下が水。確かに水の方が真っ赤!ですね。
ううう・・・誰もこんな失敗した人いないのかなあ。。。
あほな私。

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左がエタノール(無水)抽出したもの、右がウオッカ。
確かにウオッカの方が色が出ているけど・・・・(そういう問題じゃないし)
わーん。どうしようこれ。
先生これ、どうしたらいいですかね?
でもせっけんとは水と油の乳化(させる?)なわけだからこのまませっけんにならないかしらね?

そして、そもそもウルトラ抽出法とは何でしょう?
先生にウル抽について質問をしたら
「それは次回の講座でやりますよ」と。
ということで、次回のフィトケミカル講座はウルトラ抽出法についてだそうです。
このオイルをどうにかするために次回もでなきゃあかんなあ。。。
でもこうやって、失敗してなんとかを知るってことですね。

化学のお話は少し難しいけれど、
今勉強しているハーブの成分のことや、せっけんにも活かせることをたくさん教えてもらっているので
続けて出られたらなあと思っています。

おまけ。

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紅花染め。
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by rucysoap | 2009-10-07 21:16 | せっけん雑記
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